February。カレンダーをめくると、立春を過ぎたとはいえ、東京の空気はまだツンと冷たいままです。
けれど、散歩道の陽だまりや、ふと見上げた空の青さに、冬の終わりと「春の予感」が微かに混じり始めているのを感じます。
今日は、そんな雪解けを待つ季節にそっと寄り添ってくれる、3つのアーティストをご紹介します。一針ずつ丁寧に編み上げるように作られた、温度のある音たちです。
1. Bialystocks — 複雑で優しい、上質なニットのような調べ
映画監督でもある甫木元空さんのソウルフルな歌声と、ジャズやフォークを自在に編み上げる緻密なアレンジ。彼らの音楽は、聴くたびに新しい発見がある、とても知的なパルスに満ちています。
- Pick Up: 『頬杖』
夕暮れ時、冷たい風に吹かれながら歩く道中で。複雑なコード進行なのに、耳に届くときは驚くほど優しく懐かしい。まるで一針一針、丁寧に編まれた上質なニットに包まれているような、安心感を与えてくれる一曲です。
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2. Haruy — 都会の孤独に寄り添う、しなやかな歌声
どこか憂いを帯びた、でも芯のあるしなやかな歌声。Haruyさんの作る音には、今の多国籍な東京の空気感と、ベッドルームで大切に育まれた内省的な温度が同居しています。
- Pick Up: 『Swimmer』
浮遊感のあるトラックの上を、彼女の歌声がゆったりと泳いでいくような一曲。都会の孤独を寂しさではなく、自分だけの自由な時間として肯定してくれるような強さがあります。2月の澄んだ夜、ヘッドフォンで深く潜り込むように聴いてほしい音楽です。
3. Lamp — 永遠のノスタルジーと、透明な光
最後は、私にとっての「至宝」、Lamp。ブラジル音楽やシティポップの要素を極限まで美しく昇華した彼らの世界観は、時代に左右されない普遍的な輝きを放っています。
- Pick Up: 『二十歳の恋』
2月の光は、一年の中で一番、透明感が増す気がします。この曲のメロディは、まさにその光を音にしたような美しさ。温かい飲み物を片手に、窓の外の冬空を眺めながら。春を待ち焦がれる今の季節に、これ以上似合う音はありません。
新しい音楽に出会うことは、自分の中に新しい春を見つけることに似ている気がします。
たとえ外はまだ寒くても、耳元から流れてくる音が温かければ、心はいつでも春に向けて歩き出せる。皆さんの冬のプレイリストには、今どんな音が並んでいますか?
— Kurumi from Tokyo
Quicksand(通常盤) – Bialystocks
Bialystocks
甫木元空(ほきもとそら・Gt/Vo)、菊池剛(きくちごう・Key)による2人組バンドBialystocks(ビアリストックス)。
2019年、ボーカル甫木元空監督作品、青山真治プロデュースの映画「はるねこ」生演奏上映をきっかけに結成。
ソウルフルで伸びやかな歌声で歌われるフォーキーで温かみのあるメロディーと、ジャズをベースに持ちながら自由にジャンルを横断する楽器陣の組み合わせは、普遍的であると同時に先鋭的と評される。
今作「Quicksand」は自身2枚目のフルアルバム。
ランプ幻想 – Lamp
Lamp
作品を重ねるごとに音楽的なクオリティを高め、いよいよ次世代のポップス・シーンを担う存在になりつつある、
Lampの約3年半ぶりの4thALBUMが遂に完成しました。
約1年半制作期間をかけ丹念に創り上げた上質な楽曲ばかり全11曲収録しています。
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